高速オワタ三段落

個人的なメモ帳

部屋の掃除を妨げるもの

弟が半年ほど音信不通なので、今の内に俺の部屋の隣の物置を占領し領地を広げておきたい。元々は一つの部屋だったが、俺の部屋、弟の部屋、物置と3つに分けて使っていた。弟が不在の今こそ、一つの部屋として俺が管理すべきである。物置は弟の私物が大量に押し込められていて邪魔だし汚い。とりあえず最初に弟の汗が染み込んだ20年物のベッドと腐ったタンス、弟が子供の頃に使っていた学習机、イス2と小棚を3300円かけて市に回収して貰う。机とベッドが糞重い。弟ふざけんな死ね。

 粗大ごみを捨てたことで感動するくらい部屋が物凄く広くなった。次は部屋の掃除である。だが、掃除を邪魔するものが多数出てくる。


まず、ヘラクライストが出てきた。

そういえば小学生の頃に弟がビックリマンチョコでヘッドを引き当てたのを覚えている。兄の特権で奪おうとしたが、弟に死守された。上のヘラクライストを調べてみるとスーパービックリマンのヘラクライストで、お値段は200円程度です。ビックリマンが下火になったころだな。




弟が連載していた月刊ゴロゴロコミック6月号を発見した。

ムツゴロウの自由帳をまるごと一冊使って描かれた漫画は、当時、小学生だった俺には解読不可能で、ゴロゴロコミックを渡される度に飛ばし読みして弟に適当な感想を言っていたのを覚えている。少し罪悪感があったが、それは仕方のない事だ。大人になった今でもゴロゴロコミックを読み解くことができない。よくある中二病ノートとは違い、ゴロゴロコミックは子供の落書きに文字がついているだけである。ちなみに、俺の中二病ノートは二十歳の頃、闇に葬った。



クロノトリガーセットをみつける。


説明書の状態が、そこそこ良い。だが、ソフトが無い。




押入れからは雑誌が出てくる。

ギャグ王とかガンガンウイングとか古いマガジンとかが出てくる。故人はガンガン系の漫画が好きでした。最近では、やたらとペルソナ2のアンソロジーを集め、美川べるのを愛していたように思います。俺とは趣味が合いません。入院した時に、弟が俺にペルソナ4の漫画と、美川べるの漫画セットを持ってきたのを覚えています。俺、ペルソナ4未プレイなんですけど。美川べるのは超空転神トランセイザーが個人的に好きだったかな。出落ちだけど。



そういうことで掃除という名の領地拡大が終わる。

広い。隣の部屋は、こんなにも広かったのか。掃除した部屋が6畳で俺の部屋が4畳半だから、部屋が10畳半ぐらいになった。ようやく俺の体相応の部屋を手に入れた。手足を伸ばして暮らすことができる。弟が非業の死を遂げる予定なので、今年の夏には隣の隣の部屋が空く。そうしたら部屋が15畳になる。いやー広すぎて困っちゃうね。